震災後の移住について

先日x(旧Twitter)上で元新潟県知事米山氏が能登半島地震の被災者に移住を勧めていた。

その点に関しては賛否両論があるが、

私個人としては賛成である。

確かに今回の震災は過疎地で起きており、更に高齢者が多く今後先人口が減ることは確実で政府にそこまで財政にゆとりがない以上震災前の完全復興は割に合わない。(能登半島の高齢化率 珠洲市51.7% 能登町50.4% 穴水町49.5% 輪島市46.3%)

そこで移住を勧める。

ただでさえ、全国的に空き家が多くなっており、そこを有効活用する意味でも移住は悪くはない。

震災があった地方公共団体からすると税収が減るので流石に強く勧めることはできないのはわかるし、ただでさえ能登半島の地方公共団体は震災前都市からへの移住を勧めていたので強く言えないのはわかる。

だが、住人にとって避難所にいることが本当に幸せなのだろうか? 

いつ仮設住宅に入れるかわからない

いつ断水が終わるかわからない

いつ以前の生活を取り戻せるかわからない

更に言えば避難所を取り仕切っているのは、

男性高齢者だ。女性の意見など基本通らない。

避難所ではプライバシーがない。

子供がいると理不尽なことを言う人だっているだろう。

周りがうるさくて休めない。

これらのことを被災者の立場に立つと思いつく。被災者が避難所で生活することが幸せとは思えない。

だからこそ移住すべきである。

別に違う都道府県でなくてもいい。

金沢でも高岡でもいいのではないか。

現に金沢の不動産屋は能登半島から被災者が流れてきており今は大変忙しいと聞く。

それでいいのだ。

更に言えば、被災者に対して、金沢市は就職を斡旋したり、一時金を渡してもいいのではないか。

震災後の移住に対して能登半島地震で前例を作ってしまえば、仮に南海トラフ地震が起きた際にも対処ができる。

特に紀伊半島の高齢化率は高く、仮に南海トラフ地震が起きた際にスムーズに移住ができるように今から手筈を整えるべきである。

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